平清盛 第11回「もののけの涙」
待賢門院璋子さま(檀れい)、仏門に入ってしまわれましたが、3年後の久安元年(1145年)に逝去されます。鳥羽院は最期を看取られ、臨終の際は大声で泣き叫ばれたとか。
今回はもう一人、清盛の正室・明子さま(加藤あい)もお亡くなりになりました。ちなみに「明子」という名前ですが、創作でしょうか。どの資料を見ても「高階基章娘」とか「高階基章女子」といった記述しかありません。
父君の高階基章は、NHK大河のページでは「下級貴族」とされていますが、右近衛将監という位にあり、また悪左府・藤原頼長(山本耕史)の家司を勤めていたということで、清盛とは宮廷行事などの際に共に働く機会もあった模様です。
それにしても、明子ご臨終の直後の場面で、清盛(松山ケンイチ)に思いっきり蹴り飛ばされた坊主役の役者さん、ありゃ相当痛かったでしょうねぇ。